手術室は6室あり、年間1800件の手術を行っています。
整形外科、乳腺・甲状腺外科、脳外科、外科、耳鼻科、心臓血管外科、眼科の7診療科の外科的治療が行われており、消化器外科では、一般的な鏡視下や開腹手術に加え、ロボット手術も積極的に行っています。
手術室には、術中麻酔管理領域終了特定看護師1名、手術室認定看護師1名が所属しており、看護師の資格取得など、キャリアアップの支援も充実しています。
また、周術期管理チームを設置し、医師、麻酔科医師、看護師だけでなく、薬剤師、臨床工学士など多職種が連携し、勉強会の開催など、スタッフ一同、日々自己研鑽ができる環境で、周術期医療の質の向上に努めています。
手術を受ける患者さんの安全と安心、そして質の高い看護が受けられるよう、以下のような取り組みを行っています。
安全管理
患者誤認や手術部位間違い、体内残存を防止するため、マーキングの徹底やタイムアウトを実施しています。
感染管理
手術時の感染対策には手術部位の感染対策のみならず、そこで働く医療従事者の職業感染対策、環境整備や手術器具の取り扱いなど、感染委員を中心に、活動しています。
褥瘡管理
手術室看護師と医師、皮膚排泄ケア認定看護師が、カンファレンスを実施し、術前評価を行っています。褥瘡発生リスクの高い患者さんには、褥瘡発生予防対策が適切に行われるよう取り組んでいます。
術前・術後訪問
術前術後訪問では、患者さんご本人とご家族の方々の不安や心配ごとが少しでも和らぐように関りを深めています。