7階北病棟

7階北病棟は、医療療養型病棟です。急性期の治療を終えた後も慢性期に入り病院での医療的ケアやリハビリが必要な患者様を対象とする病棟です。長期(3ヶ月~6ヶ月場合によっては1年くらい)に渡り療養を必要とする患者様もあり、看護師は患者様の日常生活援助を中心とした看護を行なうとともに、患者さんに皮膚トラブルを起こさないケアにも力を入れています。終末期の患者様も多く受け入れるようになりました。患者様の声に耳を傾け患者様や家族様の意向など出来るだけ叶えられるよう看護、介護を提供しています。さらに、多職種でカンファレンスを行ない、ここで最後を迎えられて良かったと患者様やご家族様に満足していただけるよう取り組んでいます。患者様の尊厳と看護倫理についても、事ある毎に多職種で意見交換の場を設け、勉強会を開催しています。

療養病棟は、患者様が最後を迎える場所というイメージが強いですが、医療的なケアが終了したら自宅へ退院出来る患者様もいらっしゃいます。そのために、早い段階でご家族様やソーシャルワーカーと連携をとり、退院調整を行なっていくことが看護師の重要な役割となっています。療養病棟での退院調整のあり方を見直し、患者様やご家族様の意思を尊重した退院調整を推進していきたいと考えています。

一緒に地域へつながる看護ケアに取り組みましょう。