6階南病棟は内科病棟です。医師や看護師、看護補助者など、スタッフ一人ひとりが相手を思いやる温かい職場です。そのため、コミュニケーションも良好で、若いスタッフ同士も趣味を通してより交流を深めています。教育に関しても、定期的に医師を交えた勉強会を行っています。また、院内外の研修会にも積極的に参加し、看護師としてのスキルを上げるために皆頑張っています。新しい職員の方には安心して教育を受けられるよう病棟スタッフ皆でサポートしています。

患者さんには後期高齢者の方が多く、治療による安静臥床がきっかけで、日常生活の機能が失われるリスクが高いため、早期よりリハビリと連携し、離床をすすめ、一日も早く自宅へ退院できるように取り組んでいます。そして治療終了後は、退院後の生活を視野に入れ、その人らしい生活が送れるよう、ケアマネージャーやMSWと情報共有を行い、カンファレンスの開催など地域との連携を図り、退院支援をすすめています。

また、昨年度「身体疾患の為に入院した認知症患者に対する病棟における対応力とケアの質の向上を図るため」に新設された認知症ケア加算をもとに、入院による環境の変化から認知症症状が進行することのないよう、患者さんとコミュニケーションを十分取り、定期的にカンファレンスを行い、より質の高いケアが実践できるよう、スタッフ全員で取り組んでいます。

今後も患者さんやご家族の思いを聞きながら、「心に届く看護」が提供できるようスタッフ全員で取り組んでいきたいと思います。