5階南病棟は整形外科の急性期病棟です。骨折や変性疾患を中心に10代から90代までの患者が、安静や手術、リハビリテーションを目的に入院してこられます。看護師は、日常生活の援助、診療の介助はもちろん、予約入院・検査入院・緊急入院の受け入れ、検査や手術室への搬送、手術後の処置等、大変慌ただしい病棟ですが、コミュニケーションをとりながら生き生きと働いています。

超高齢化社会の中、高齢者の入院が増加しています。看護師は、入院と同時に退院支援に取り掛かり、家族やケアマネージャーとの連絡を密にし、患者が退院後もその人らしく生活できるように退院調整を行っています。また、週に2回患者カンファレンスを行って情報を共有しています。木曜日は回診を行い患者の状態を医師やリハビリセラピスト、MSWと共有しています。そして、金曜日には整形外科カンファレンスを多職種で行い、治療やリハビリテーションの進行などから退院に向けての話し合いを行っています。

当院では、回復期リハビリテーション病棟を有しているため、毎週水曜日に病床管理運営委員会を実施し、5階南病棟での治療を終え、リハビリテーションが中心となった患者は速やかに移動できるよう調整を図っております。整形外科は、患者の状態の変化が目に見えてよくなっていかれることが多いため、モチベーションは比較的高く保つことができます。
整形外科看護に興味のある方、整形外科看護を極めたい方、一緒に働きませんか?