当院の透析ベッド数は44床で、登録患者数は85~87名です。患者さんの多くは週に3回、1回4時間程度の透析を受けられています。主な疾患は糖尿病性腎症で糖尿病を有する患者さんは約50%を占めています。

透析治療を続けていると心臓や血管に関わる疾患などさまざまな合併症が起きる可能性があります。医師・臨床工学技士と連携しながら、安全に日々の透析を行うことは勿論のこと、合併症の予防や早期発見に努め、患者さんが安心して透析治療が続けられるように心がけています。

透析看護で必要とされているケアにフットケアがあります。月に1回以上すべての患者さんの足の状態をチェックし、足浴や爪の手入れなどのフットケアやセルフケア支援を行っています。足の血流状態を評価し、下肢末梢動脈疾患などの早期発見と重症化を予防していくことは、患者さんの日常生活能力(ADL)を維持していくためにとても重要となります。個々の患者さんに適切なフットケアやセルフケア支援ができるように、定期的にカンファレンスや勉強会を行っています。

透析センターでは、8名の看護師と2名の看護補助者が在籍しており、子育て中のママさん看護師や男性看護師も活躍しています。フットケア指導士や透析看護認定看護師の取得を目指しているスタッフもおり、センター内での勉強会を開催し、院内外の研修や学会へも参加して、透析看護の質の向上に努めています。