看護部では平成25年より現任教育にクリニカルラダー(ジェネラリスト)を取り入れ、一人一人のキャリアアップを支援しております。看護部の理念である「心に届く看護の実践」が提供できる看護師育成に向けて、年間の看護教育計画をラダー別に立て実践しております。院内外から認定看護師や大学教授をお招きして、研修で学んだ知識を看護の現場に還元できるような研修を企画するとともに、院外研修にも積極的に参加できるよう支援しております。
平成29年にはマネージメントラダーを作成し、リーダー育成にも注力しています。近年、新人看護師の入職が増加傾向にあるため、平成30年は新人看護師教育の充実を図っています。また、すべての看護師がクリニカルラダーを申請できるように働きかけています。
専門職と言われる看護師は、受け身の姿勢ではなく生涯を通して積極的に学んでいく義務と責任があります。ラダーとは「はしご」を意味しており、キャリアアップに向けては自分の足で登って行かなければなりません。辛いこともあるかと思いますが、学びを通して自分のスキルアップが感じられるよう研修を今後も企画してまいります。